手相の掌線
皆さんが掌を開いてみるとお分かりでしょうが、掌にははっきりと現れる線が何本かあります。
これを掌線と呼びます。
手相の専門家、電話占い師が手相を見る場合、まず見るのがこの掌線です。
勿論彼らが見るのは掌線だけではありませんが。
掌線が現れる位置については、各個人では手の動かし方によってほぼ一定しています。
また個人によっても掌全体のうち一体どこの部分にこの掌線が現れるかは、大よその傾向があると言われています。
しかし同じ部分に現れる掌線でも、その形態には個人差があり一概には皆が同じだとは言えません。
手相学では個人による差異に着目して幾つかのパターン分けをして、掌線のそれぞれのパターンに対して意味づけを行っています。
但し先にも触れた通り、手相学の場合様々な分析、見方があって、分類、解釈共にここで取り上げた解説が唯一のものではなく、異説や別の捉え方が存在することにも注意することが必要です。
生命線や知能線
手相占いについて多少でも知っている人、或いは周りの人に手相を見てもらったことのある人であれば、この生命線について聞いたことがあるでしょう。
手相占いの世界でも最も有名な掌線の一つであるとも言えます。
この生命線は人差指の付け根の親指側の辺縁から発し、親指の付け根の金星丘を取り囲むようにして、そして手首の方向へ向かって弧を描いて刻まれている線です。
かなりはっきりと刻まれている線で、手相三大線の呼ばれる線がありますが、その手相三大線の一つです。
この生命線は皆さんもご存知かと思いますが、主に体力、生命力を表す線です。
この線が長いか短いか、或いは線の濃いか薄いか等によって、その人の持つ生命力の強弱を推測することができます。
よく「生命線の短い人は長生きできない。」と考えている人がいますが、実際のところは生命線が短いからといって短命の相であるとは限りません。
また事故死や病死等の死因を除外した最大寿命は遺伝子によって定まっていて、同時に生命線や他の手相も遺伝子によって定まっていますが、その両者即ち生命線の遺伝子と最大寿命の遺伝子の相関性は、現在のところ肯定も否定もされていません。
つまり手相と寿命の科学的な関係については、現在のところまだ解明されていないと言うことができます。
ちなみに生命線に現れる異常は、病気や怪我等の健康上の異常の他、生活環境の変化をも表しています。
また逆に手相を見てから異常の生じている箇所を流年法にて判断し、そして怪我や病気の生じる時期を推測する事ができます。
皆さんが掌をご覧になると、掌の中央に大きくはっきりと目立つ線が描かれていることがわかります。
この手のひらの中央に刻まれる線を知能線と言います。
先に紹介した生命線と並ぶ、手相三大線の一つに分類されています。
また知能線は「頭脳線」という別名を持っています。
この知能線はその名の如く、頭の良さ、或いは才能資質を表す線です。
またこの知能線の末端が上へ向くほど現実的性質の持ち主であることを表し、逆に下へ向かうほど精神的傾向であることを表しています。
先に生命線が短くても必ずしも短命の相ではない、と書きましたが、もし生命線が短くても知能線が良好な場合は自制心が効くため、長生きの相となると言われています。
また知能線にそこから生じた分岐線がある場合は、「才能の開花」を表す吉相だと言われています。
また生命線における方法と同じですが、知能線の分岐線が生じた地点を知能線の流年法で見て、才能が開花する時期を推測します。
また、知能線に生じた異常は頭部に関わる異常を表す場合があります。
ここで言う頭部の異常とは、脳卒中等の病気や知能発達の遅れ、頭部の怪我等を表しているとされています。